IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
利用者のファイルを勝手に暗号化して使えなくし、元に戻すことと引き換えに金銭を要求するマルウェアはどれか。
- ア スパイウェア
- イ ランサムウェア
- ウ アドウェア
- エ ワーム
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:ランサムウェア
解説:ランサムウェア(ransomware)は、英語のransom(身代金)に由来する言葉です。感染すると利用者のファイルやシステムを勝手に暗号化して使えなくし、画面に「元に戻したければ支払え」といった脅迫を表示して金銭(多くは暗号資産)を要求します。近年は、暗号化に加えて盗んだデータの公開をちらつかせる二重脅迫型も増えています。支払っても復旧の保証はないため、日頃からバックアップを取り、ネットワークから切り離して保管しておくことが最も有効な対策です。
覚え方:「ランサム=身代金」と結びつけ、データを人質に取るマルウェアと覚えましょう。情報を盗むスパイウェア、広告のアドウェア、自己増殖するワームと役割で区別すると整理できます。
他の選択肢はなぜ違う?
- アスパイウェアは利用者に気づかれずに情報を収集して外部に送信するもので、ファイルを暗号化して金銭を要求するものではありません。
- ウアドウェアは広告を強制的に表示するソフトウェアで、金銭の身代金を要求するマルウェアではありません。
- エワームは自身を複製して他のコンピュータへ次々と感染を広げるマルウェアで、暗号化による身代金要求が主目的ではありません。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。