IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
IoTシステムにおけるアクチュエータの役割の説明として、最も適切なものはどれか。
- ア 温度や明るさなどの物理量を計測し、電気信号に変換して取り込む。
- イ 電気信号を受け取り、モータの回転やバルブの開閉など物理的な動きを生み出す。
- ウ デバイスとクラウドの間でデータ通信を中継する。
- エ 集めた大量のデータを蓄積し、分析しやすい形で保存する。
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:電気信号を受け取り、モータの回転やバルブの開閉など物理的な動きを生み出す。
解説:IoTでは、現実世界の状態をセンサで読み取り、その情報をもとに何らかの制御を行います。このとき、判断結果を実際の動作に変える担い手がアクチュエータです。たとえばエアコンが室温センサの値を見てモータでルーバーを動かしたり、自動ドアが人感センサの反応を受けて開いたりする動きが該当します。センサが「感じる(入力)」役なら、アクチュエータは「動かす(出力)」役で、両者は対の関係にあります。両方を組み合わせることで、状態を計測し→判断し→動かす、という一連の自動制御が実現します。
覚え方:「センサ=入力(感じる)/アクチュエータ=出力(動かす)」とペアで暗記しましょう。アクチュエータの“アクト(act=行動する)”を手がかりにすると、動かす側だと思い出せます。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア物理量を計測して電気信号に変換するのはセンサの役割です。アクチュエータは逆に、信号を受けて物理的な動作を行う出力側の部品です。
- ウデバイスとクラウドの間でデータ通信を中継するのはゲートウェイの役割であり、アクチュエータの説明ではありません。
- エデータを蓄積・保存するのはデータベースやストレージ、クラウド側の機能であり、アクチュエータが担う役割ではありません。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。