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IT PASSPORT

ITパスポートの問題解説

テクノロジ系 標準 itpassport_tech_046

問題

ある通販会社では、受注・顧客・在庫のデータが部署ごとのシステムに分かれて保管されている。これらを全社的に一か所へ集約し、過去5年分を時系列で保持したうえで、売れ筋の傾向や顧客層を横断的に分析して経営判断に活用したい。この目的に最も適した仕組みはどれか。

  1. データマート
  2. データウェアハウス(DWH)
  3. ETL
  4. OLTP
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識

正解と解説

正解:データウェアハウス(DWH)

解説:データウェアハウスは、社内の各システムに散らばったデータを集めて整理し、過去から現在まで時系列でためておく分析専用の保管庫です。日々の取引をさばくOLTPが「いまの処理」を重視するのに対し、DWHは「過去からの蓄積を横断的に分析する」ことを目的とします。集めるためのETL(抽出・変換・格納)や、部門別に切り出すデータマートは、DWHを中心とした仕組みの一部や関連処理であって、全社集約の基盤そのものではありません。集めたデータをBIツールで集計・可視化すれば、勘や経験に頼らないデータドリブンな意思決定につながります。

覚え方:DWHは「全社のデータをためる大きな倉庫(ウェアハウス)」、データマートは「そこから切り出した小売店(マート)」、ETLは「倉庫へ運び込む作業」と役割で区別しましょう。

他の選択肢はなぜ違う?

  • データマートは、DWHのデータの中から特定の部門や用途に絞って切り出した小規模な分析用データの集まりです。全社のデータをまとめて集約・保持する基盤そのものではないため、「全社的に一か所へ集約する」という目的には合いません。
  • ETLは、各システムからデータを抽出(Extract)し、形式をそろえて変換(Transform)し、DWHなどへ書き込む(Load)一連の処理や仕組みを指します。データを集める「手段」であって、集約して分析用に保持する「保管庫」そのものではありません。
  • OLTPは、受注や入金などの個々の取引をその場で素早く処理する仕組みで、現在の処理を重視します。過去からの大量データを横断的に分析する用途には向きません。

この問題について

出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識

IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。

IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。

確認状況: 独自作成問題として編集確認済み。公開後も誤り報告を受け付けています。

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