IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
1つのCPU(プロセッサ)の中に、独立して命令を実行できる演算の中核を2つ以上物理的に搭載し、複数の処理を同時並行で進められるようにしたものはどれか。
- ア スーパスカラ
- イ マルチコアプロセッサ
- ウ SMT(同時マルチスレッディング)
- エ クロックアップ(オーバークロック)
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:マルチコアプロセッサ
解説:マルチコアは、独立して命令を実行できるコアそのものを2つ以上物理的に載せることで、複数の処理を同時並行に進めます。これに対しスーパスカラは1つのコア内で複数の命令を同時実行する仕組み、SMT(同時マルチスレッディング)は1コアを複数スレッドに見せて空き時間を活用する技術、クロックアップ(オーバークロック)はクロック周波数を上げて1コアを速くする手法であり、いずれもコアの数を増やすものではありません。コア数を増やすマルチコアだけが本問の定義に合致します。
覚え方:「コアそのものを複数=マルチコア、1コアを工夫して速く=スーパスカラ・SMT・クロックアップ」と、数を増やすのか中身を高速化するのかで区別しましょう。
他の選択肢はなぜ違う?
- アスーパスカラは1つのコア内で複数の命令を同時に実行する仕組みであり、コアそのものを複数搭載する構造ではありません。
- ウSMT(同時マルチスレッディング)は1つのコアを複数のスレッドに見せて空き時間を活用する技術で、物理的なコア数を増やすものではありません。
- エクロックアップはクロック周波数を上げて1つのコアの処理を速くする手法であり、コアを複数搭載することとは異なります。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。