FUNDAMENTAL INFORMATION TECHNOLOGY ENGINEER
基本情報技術者の問題解説
問題
次のプログラムを実行したとき,戻り値はどれか。ここで,配列の要素番号は1から始まる。
整数型の配列: a ← {7, 12, 17, 5, 10}
整数型: s ← 1
整数型: i
for (i を 1 から aの要素数 まで 1 ずつ増やす)
if (((a[i] + i) mod 3) が 0 と等しい)
s ← s + a[i] - i
else
s ← s - (a[i] mod 2)
endif
endfor
return s- ア 6
- イ 3
- ウ 9
- エ 5
出典:オリジナル問題|参考範囲:試験要綱Ver.5.5 / FEシラバスVer.9.2 科目B範囲
正解と解説
正解:5
正解:5
この問題で見る場所:整数型: s ← 1から始まり,配列a={7, 12, 17, 5, 10}を1番目から順に処理する。判定は「if (((a[i] + i) mod 3) が 0 と等しい)」なので,a[i]だけでなく添字iを足してから剰余を確認する。
| i | a[i] | 条件 | 更新 | s |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 7 | 偽 | s←1-1=0 | 0 |
| 2 | 12 | 偽 | s←0-0=0 | 0 |
| 3 | 17 | 偽 | s←0-1=-1 | -1 |
| 4 | 5 | 真 | s←-1+5-4=0 | 0 |
| 5 | 10 | 真 | s←0+10-5=5 | 5 |
処理の流れ:条件が真になるのはi=4(a[i]=5),i=5(a[i]=10)で,そのときだけ「s ← s + a[i] - i」を使う。偽の回は「s ← s - (a[i] mod 2)」でsから剰余を引く。最後の行ではi=5,a[i]=10の更新後にs=5となり,return sの値が正解になる。
間違えやすい点:条件判定にiを含め忘れると真偽がずれる。また,偽の場合もsはそのままではなく剰余分だけ減る。他の選択肢(6,3,9)は,途中のsを答えたり,真の更新式と偽の更新式を取り違えたときに出やすい。
この問題について
公開問題・サンプル問題の形式、擬似言語記法、アルゴリズム読解・トレース・空欄補充・セキュリティ事例判断の傾向を参考にした独自問題です。本文・数値・選択肢は新規作成しています。
公式試験問題、公開問題、市販教材、外部問題サイトの問題文を転載・改題したものではありません。