BOKI LEVEL 3
日商簿記3級の問題解説
問題
以前掛けで販売した商品の一部について、品質不良により 3,150円 の値引きを認めた。
出典:オリジナル問題|参考:2026年度現行範囲・公開サンプル形式
正解と解説
正解:借方: 売上値引 3150、貸方: 売掛金 3150
解き方のポイント:品質不良による値引きは、あとから販売代金を減額する取引です。掛けで販売した商品の値引きなので、まだ回収していない売掛金を減らし、売上の控除科目である「売上値引」を借方に記入します。
- 問題文の「以前掛けで販売した商品」から、もとの代金は売掛金として処理されていたと判断する。
- 「品質不良により値引きを認めた」ので、今回受け取れる金額が減る。したがって貸方は、資産の減少として「売掛金」になる。
- 値引きは新たな費用ではなく、売上高から控除する性質の取引である。本データでは勘定科目に「売上値引」が用意されているため、借方は「売上」ではなく「売上値引」を使う。
- 本問の正しい仕訳は次のとおりである。
借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額 売上値引 3,150円 売掛金 3,150円 - 借方合計は 3,150円、貸方合計も 3,150円 で一致する。売上そのものを借方にする処理でも売上を減らす考え方は近いが、ここでは「値引」という事実を表すために「売上値引」を選ぶのがポイントである。
この問題について
2026年度の現行範囲、3問構成、配点、第1問仕訳・第2問帳簿記入/補助簿・第3問決算総合という出題傾向を参考にした独自作成問題です。公式問題やサンプル問題の文章・数値は使用していません。
公式試験問題、過去問題、公式サンプル問題、市販教材の問題文を転載・改題したものではありません。